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神戸のおでかけ観光スポット(テーマパーク・ミュージアム) 地元民オススメの定番から穴場までご紹介

神戸のおでかけ観光スポット(テーマパーク・ミュージアム) 地元民オススメの定番から穴場までご紹介。
ゆたかな自然が街のそばにある港町・神戸には個性的なテーマパーク・ミュージアムも点在。公共交通機関でのアクセスも便利で、リゾート感あふれる水族館・どうぶつ達と触れ合えるテーマパーク・震災の教訓を学べる「人と防災未来センター」など、神戸ならではの学び・癒し・体験がいっぱい。シーサイド編自然・山・都市公園編スポーツ編の特集もあわせて参考に。

神戸須磨シーワールド
須磨浦山上遊園
神戸どうぶつ王国
神戸布引ハーブ園/ロープウェイ
神戸市立六甲山牧場
神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール
神戸海洋博物館・カワサキワールド
みなとやま水族館
竹中大工道具館
神戸市立博物館
兵庫県立美術館・JICA関西・人と防災未来センター(なぎさ公園)
灘の酒蔵
白鶴美術館・旧乾家住宅
震災資料保管庫

神戸須磨シーワールド

2024年6月にオープンした話題の水族館「神戸須磨シーワールド」はJR須磨海浜公園駅から徒歩約5分。

西日本で唯一のシャチが躍動。須磨の海をバックに展開されるショーは大迫力!シャチが飛び込む水飛沫で前列はずぶ濡れに。

自然環境を再現した水槽には様々な生き物たちが。ゆったりと泳ぐ姿に癒されたり、エサやり体験をしたり思い思いのひとときを。お土産も充実していて、神戸で長年愛されるご当地銘菓や全国的に有名な食品メーカーとのコラボ商品も。

須磨浦山上遊園

山陽電車須磨浦公園駅すぐ。海と山に挟まれた一帯に須磨浦公園が広がり、山上では昭和レトロなレジャースポット「須磨浦山上遊園」が営業。山上へは須磨浦ロープウェイでアクセス。

あえて“乗り心地の悪さ”を維持する、日本で唯一の須磨浦ならではの乗り物「カーレーター」でさらに山上へ。とにかく揺れが半端ない!

山上にはこれまたレトロなビヤ樽型の「回転展望閣」が。約55分かけて床が360°ゆっくり回転する喫茶やゲームコーナーが人気。

屋上展望台からは「神戸らしい眺望景観10選」にも選ばれた素晴らしいパノラマビューが!

ゲームコーナーにはインベーダーゲームや電車でGO!など一昔前の機種がズラリ。懐かしのジュークボックスも!

スリル満点の観光リフトでさらに進むと、サイクルモノレール・ミニカーランドなどで遊べる遊園地も。

神戸どうぶつ王国

三宮からポートライナーで14分「計算科学センター駅(神戸どうぶつ王国・「富岳」前)」すぐ。花と動物と人とのふれあい共生をテーマとした「神戸どうぶつ王国」では、動かない鳥として有名なハシビロコウが大人気。

全天候対応で雨に濡れずに(一部を除く)楽しめる園路ではすぐ目の前を鳥たちが!人慣れしているどうぶつ達とは距離感ゼロ。

厚い毛に覆われたマヌルネコも愛くるしい表情で注目の的。

神戸布引ハーブ園/ロープウェイ

山陽新幹線・神戸市営地下鉄の新神戸駅の近くに「神戸布引ハーブ園/ロープウェイ」乗り場が。約10分の空中散歩で街から山へ。

山頂駅に着いたらそこは本格的なマウンテンリゾート。レストハウスは四季折々の花が咲き誇って色とりどり。

テーマの異なる12のガーデンを散策しながら、季節の花々を楽しんだりハンモックでゆったり過ごしたり。神戸市街地からあっという間に、花々の優しい香りや美味しい空気が感じられる非日常の旅へ。

テラス席からの景色は開放感抜群!海と山が近い神戸ならではの絶景を美味しいグルメとともに。

神戸市立六甲山牧場

スイスの山岳酪農がモデルの「神戸市立六甲山牧場」も人気スポット。アルプスの雰囲気が広がる牧場で放牧された羊やヤギにふれあったり、搾りたてのミルクや新鮮なチーズを味わったり。毎年恒例「羊の毛刈りショー」は神戸の春の風物詩。

乗馬やウールクラフトの体験も充実。楽しさあふれる六甲山の一大レジャースポットです。

神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール

神戸ハーバーランドには人気アニメ・アンパンマンの世界が楽しめる「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」が。モザイク大観覧車と併せて、子どもから保護者の方まで楽しく過ごせる人気スポットです。

神戸海洋博物館・カワサキワールド

神戸市民・観光客の方々が憩うメリケンパークに帆船の帆と波をイメージした「神戸海洋博物館」が。海・船・港について楽しく学べます。

エントランスには英国艦船「ロドニー号」が。2本のプロジェクションマッピングとともに来場者を誘います。

航海士になった気分でチャレンジ!神戸港を巡る操船シミュレーターで船や港の仕事を楽しく体験できます。

館内には神戸を代表する企業・川崎重工業の企業ミュージアム「カワサキワールド」も併設。カワサキ製品を実際に「見て」「触れて」体感できるコーナーが充実。神戸海洋博物館のチケットで入館できます。

カワサキが世界に誇る製品の一つがバイク。モーターサイクルギャラリーでは歴代のマシン・レース車などがズラリ。実際に触ったりまたがったりできる体験コーナーも。「技術」「ものづくり」の進化に驚くばかり。

懐かしい0系新幹線も先頭車両の実物を展示。運転席に座ったりシートに乗車することができます。様々な展示でカワサキのテクノロジーを体感。大人から子どもまで幅広い年代の方々が楽しく過ごせます。

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災。被災したメリケンパークの岸壁が当時のまま保存された「神戸港震災メモリアルパーク」では、凄まじい震災被害の様子や教訓を今に伝えています。

みなとやま水族館

神戸市バス7系統石井橋バス停すぐ。廃校となった神戸市立湊山小学校をリノベーションした複合施設「NATURE STUDIO」の中に小さな水族館が「みなとやま水族館」が。ゆったりと泳ぐ生き物たちを間近で鑑賞できます。

水槽を子どもたちの目線で低く設置。クッションに座ってゆったり泳ぐ魚やクラゲを眺める癒しのひととき。

懐かしい小学校の椅子に座って鑑賞できる水槽も。複合施設「NATURE STUDIO」ではニジマス釣り池・フードホール・ビール醸造所なども展開。大人から子どもまで楽しく過ごせる仕掛けがいっぱいです。

みなとやま水族館から徒歩約5分の場所には、平清盛も湯治したとされる天然温泉「湊山温泉」が。源泉かけ流しで地元で長年親しまれています。

竹中大工道具館

日本で唯一の大工道具を展示している博物館「竹中大工道具館」は新神戸駅から徒歩約5分。博物館全体に匠の技が活かされ、京都の聚楽土を混ぜた漆喰の壁や天然の無垢材を使った舟底天井など、そこに立つだけで自然の心地よさが感じられる空間に。

木の香りや温もりに触れながら、優れた道具や職人の技を様々な展示で体感。

7メートル以上もある原寸大の唐招提寺金堂の柱と組み物が吹き抜け空間に。

職人たちの繊細な仕事ぶりが伝わるスケルトン茶室は中に入ることも可能。

釘や糊を一切使用せず仕上げる組子細工。自然の風景が陰影で表現される圧倒的な美の世界。

用途によって使い分けられる鑿や鉋などの大工道具がズラリ。

木によって香りも様々。強い独特の香りを放つ檜葉は優れた殺菌作用が。竹中大工道具館は日本や世界の伝統文化を感じられる博物館です。

神戸市立博物館

洗練された街並みが広がる旧居留地エリア。昭和10年築の旧横浜正金銀行を活かした「神戸市立博物館」では様々なテーマの特別展が開催される他、古代から現代までの「神戸の歴史展示」や、南蛮美術・古地図資料などの館蔵品を紹介する「コレクション展示」を常設。

神戸の篤志家・池長孟が収集した南蛮美術の名品が特に知られ、かの有名な国指定重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」や、狩野内膳筆「南蛮屏風」などのコレクションが期間を定めて公開されることも。

兵庫県立美術館・JICA関西・人と防災未来センター(なぎさ公園)

神戸市立王子動物園〜兵庫県立美術館までの道のり約1.2kmは「ミュージアムロード」を名付けられて文化施設やアート作品が点在。阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして整備され、2002年4月に開館した「兵庫県立美術館」では様々なテーマの特別展を開催。海辺に立つヤノベケンジ作《Sun Sister(サン・シスター)》は一般応募による“なぎさ”の愛称で人気に。輝く太陽を手に、神戸の過去・現在・未来を見つめています。

兵庫県立美術館の西側に広がる「なぎさ公園」にも多彩なアート作品が。

滴が地面に落ちて広がる様子を表現した名和晃平《Ether(family)》。

自由な遊び方で想像力をかき立てられる、元永定正・中辻悦子共作のモニュメント《ゆめ・きずな》。

三沢厚彦《Animal 2021-01-B(KOBE Bear)》は高さ約3.5メートル・原寸大のブロンズ製クマの彫刻作品で、右目には六甲山の緑が、左目には空の青を表現。なぎさ公園全体でアートが身近に感じられます。

独立行政法人国際協力機構(JICA)「JICA関西」では、世界が身近に感じられる広報展示室やエスニック料理が楽しめる食堂が。

JICA関西「広報展示室」ではJICAの国際協力事業や持続可能な開発目標(SDGs)などを分かりやすく展示。

世界各国の民族衣装の試着体験や、様々な民芸品が並ぶ展示も。

一般の方も利用可能な「JICA関西食堂」では月替わりで様々な国の料理をワンプレートで楽しめたり、ハラルに配慮した食事も提供。

阪神・淡路大震災の教訓を伝え、これからの防災・減災を学ぶミュージアム「人と防災未来センター」。

地震のすさまじさを大型映像・音響で体感する「1.17シアター」、震災直後の街並みをリアルに再現したジオラマ模型、復興過程や教訓を映像などで解説する「震災学習テーブル」など様々な手法で展示。

巨大地震やあらゆる災害に備える力・最新の防災知識を楽しみながら学ぶ「BOSAIサイエンスフィールド」も。

灘の酒蔵

神戸が誇る日本一の酒どころ「灘五郷」には、伝統的な酒造りを楽しみながら学ぶ酒蔵・記念館が点在。

白鶴酒造で年に2回ほど開催される「酒蔵開放」では、普段は販売していないしぼりたての生酒を味わったり、設備の見学しながら酒造りを学んだり。大正初期に建造された酒蔵を活かした常設の「白鶴酒造資料館」では昔ながらの酒造工程や文化を紹介。

自然を活かした道具・繊細な杜氏の技を五感で体感できます。

丹波杜氏秘伝の「生もと造り」を今に伝える「菊正宗酒造記念館」には、樽酒の魅力を伝える「樽酒マイスターファクトリー」も。

白鶴美術館・旧乾家住宅

東灘区の山手に立つ「白鶴美術館」は1934年に開館。東洋の古美術品を中心とした貴重な収蔵品を春・秋の2季に公開。

今も開館当初の姿を残す本館は昭和の名鑑築。今なお鶴のモチーフが館内の随所に。

静寂に包まれた奥の展示室で、古美術品を心ゆくまでゆったり鑑賞。

南側の新館ではペルシャ・トルコ・コーカサスなどの中東絨毯コレクションを展示。

隣接する「旧乾邸」は普段は非公開。春と秋の年2回の特別観覧が実施されます。

1936年頃の大邸宅の風格がよく伝わり、明治後期から昭和初期にかけてのハイカラな地域文化「阪神間モダニズム」を象徴する名建築。

ドラマや映画の撮影でも度々使用。数多くの作品のロケ地としても知られています。

震災資料保管庫

阪神・淡路大震災で被災した阪神高速道路の被災経験や教訓を伝える「震災資料保管庫」が東灘区深江浜に。

ビデオ上映・被災構造物の見学・係員による被災状況の解説などを約1時間で行う完全事前予約制。

変形した被災構造物が地震の凄まじさをリアルに伝えます。