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神戸のおでかけ観光イベント(定期開催) 地元民オススメの定番から穴場までご紹介

神戸のおでかけ観光イベント(定期開催) 地元民オススメの定番から穴場までご紹介。
地元神戸の旬の食材が楽しめる屋外マーケット「FARMERS MARKET」や、1901年に完成した日本初の近代河川トンネルの一般公開、お子さまでも安心して楽しめるプラネタリウムのプログラムなど、神戸ならではの様々なイベントが定期開催されています。春イベント編夏イベント編も参考に。

FARMERS MARKET
湊川隧道一般公開
摩耶山リュックサックマーケット
旧グッゲンハイム邸見学会
ベビーとママ・パパのプラネタリウム
茅葺民家「内田家住宅」内部公開
谷崎潤一郎旧邸「倚松庵」開館

FARMERS MARKET

神戸の旬の食材が並ぶ屋外マーケット「FARMERS MARKET」は、三宮の東遊園地を中心に土曜日の朝に開催。農家さんや飲食店の方との会話を楽しみながら、新鮮な地元野菜や加工品のお買い物をしたり朝ごはんメニューを味わうことができます。

生産者・消費者が街なかでつながり、ローカルな魅力に触れる神戸の日常の一コマ。

広々とした芝生でのんびり過ごしたり、ベンチでゆったり寛いだり。ちょっと素敵な土曜日の朝を、緑あふれる東遊園地で。

湊川隧道一般公開

神戸電鉄湊川駅より徒歩約12分、神戸の近代化産業遺産「湊川隧道」は1901年に完成した日本初の近代河川トンネル。約100年ほど使用され、新湊川トンネル建設により役割を終えた後は歴史的価値がある遺産として保存。毎月第1(1月除く)・第3土曜日の無料一般公開では事前予約も不要で、実際に湊川隧道へと入ることができます。

大きな水害被害をもたらしていた湊川を付け替える、明治期の神戸における大規模土木工事により誕生した湊川隧道。

夏だとヒンヤリ、冬は少し暖かな隧道内。内壁のレンガ積みや底部の御影石が織りなす空間はとても幻想的。鶴嘴やノミ等による手掘りで工事が進められた当時の苦労が偲ばれます。この空間を活かして、第3土曜日の公開ではミニコンサートが開催されることも。

摩耶山リュックサックマーケット

日本三大夜景でも知られる絶景スポット「摩耶山掬星台」で開催されるフリーマーケットが「摩耶山リュックサックマーケット」。毎年3月〜11月の第3土曜日に開催され、市街地からアクセス便利な「まやビューライン」の空中散歩も楽しいひととき。

リュックひとつあれば大人でも子どもでも参加できるのが魅力的。緑あふれる摩耶山の自然に親しみながら、リュックひとつで出店してみたり、出店者の方とおしゃべりしたり。のんびりゆる〜い感じのマーケット。

風そよぐ摩耶山掬星台からは遠くの山々や近くの市街地、青い海や広々とした空を見渡す素晴らしい景色が。緑あふれる豊かな自然や絶景を、市街地のすぐ近くで楽しめるのが神戸ならでは。

旧グッゲンハイム邸見学会

神戸・塩屋の海を望む洋館「旧グッゲンハイム邸」では毎月第3木曜日に無料見学会が。特に案内などはなく事前予約も不要。自由に出入りできます。

明治末期に建てられたと考えられる旧グッゲンハイム邸は、明治・大正期に神戸に滞在したドイツ系アメリカ人の貿易商の家族にその名を由来。

明治期の洋館に特徴的なコロニアルスタイルの邸内。クラシックな空間が大切に保存され、近年は音楽イベントや映画上映会、アートイベントやトークショーなど様々な催しも開催されています。

ベビーとママ・パパのプラネタリウム

大人から子どもまで科学をより身近に感じられる「バンドー神戸青少年科学館」では、毎月第4土曜日に「ベビーとママ・パパのプラネタリウム」を開催。真っ暗なプラネタリウムが苦手なお子さまでも安心して楽しめるプログラムで、途中でお子さまが泣きだしたり、おしゃべりしてもお互いさま。授乳やおむつ交換のための途中退席・再入場が可能で、事前予約不要の定員150名(先着順)。

没入感のあるプラネタリウムには、ファミリーでゆったりできるソファー型リラックスシートも。限りなく本物に近い美しい星空を眺めながら、お子さまのお誕生日の星座をいっしょに探す楽しいひとときを。ポートライナー南公園駅より徒歩約3分。

茅葺民家「内田家住宅」内部公開

神戸市には北区・西区を中心に約800棟の茅葺民家が残される日本でも屈指のエリア。神戸電鉄鈴蘭台駅から徒歩約15分の場所にある茅葺民家「内田家住宅」では、4~5月、7月~11月の土曜日を中心に無料一般公開が実施され事前予約も不要。

内田家住宅は改造が少なく、約270年前に建てられた当時の様子が色濃く残されているのが大きな特徴。

表門から入ると堂々たる主屋が。屋根には主にススキ、柱には木材、壁には土が使われ、自然を活かした茅葺民家の魅力を存分に感じられます。

土間には5連のカマドが。代々庄屋を務めた家柄とあって、多くの人々がこの建物に集った様子が伝わります。

かまどや囲炉裏のススで黒々とした主屋の内部。

2部屋合わせて18畳の座敷は、どこか懐かしい気分に浸れるとても居心地の良い空間。

縁側でのんびり過ごすひとときも日本の原風景。公開日はHPで要確認。

谷崎潤一郎旧邸「倚松庵」開館

文豪・谷崎潤一郎が1936年〜1943年まで居住した神戸市東灘区「倚松庵」(いしょうあん)では、毎週土日祝日10:00~16:00に無料開館され事前予約も不要。

小説「細雪」の舞台でも知られています。

昭和4年に建てられた木造瓦葺2階建の住居用建築。元々は近くの別の場所にあったものを、六甲ライナーの建設工事に伴い平成2年に現在地に移築。

倚松庵の概要と間取図。

「細雪」で最も登場する場所が応接間。美しく維持されている館内は静寂で居心地の良い空間。谷崎にまつわる様々な資料や動画も。

谷崎潤一郎の初版本等の作品を展示・閲覧できる「谷崎文庫」。応接間・食堂にて自由に閲覧ができます。

今では見ることがない五右衛門風呂も。

2階から眺める日本庭園の美しさに癒されるひととき。倚松庵は六甲ライナー・阪神電車の魚崎駅から徒歩約5分。